1/12/2003

深作監督が亡くなったということだ。
仁義」のころには東映のならずもの俳優陣をおさえるために数日間一睡もせずに仕事をしたとか、その伝説はかぎりないが、やはり、仁義の墓場や仁義なき戦いでの、あの映像世界(とくに広島死闘編!!)など、監督の映画は一度観ると忘れられない魅力をもっている。
タランティーノは仁義なき戦いを100回観たという。
言えることは暴力社会の格好悪さとそれでもそこに格好良さがあると信じて執着する。破滅的な青春群像、そして、それを利用して骨の髄までシャブリつくし、利潤を追い求める老獪な亡者達だ。
それは、暴力社会のみではなく、それを黙認する。シャバ、平和な一般社会における、支配機構をも浮き彫りにする。日々の常識化したインモラルに対する攻撃はさておいて、まずは生きるために、欲望を満たすことをひたすら求める餓鬼の群れだ。
そうした。まず生きること、それに執着するということというテーマは後のドキュメンタリー「物食う人々」などでも伺える。

0 件のコメント: